「ベロタクシーで楽しむ喜多方」02


 次も不思議なタイムスリップしたかのような空間です。創業1755年という「若喜商店」さんは、醤油、味噌を造り続けていて、現在は八棟の蔵が、蔵座敷・倉庫蔵・道具蔵として残されています。国の登録有形文化財だそうでこれまたびっくり。
 レンガ蔵は明治38年築で三階建の建物は道具蔵、二階建の建物は蔵座敷で、一階はすべて縞柿(しまがき)で造られています。4年前に開店した駄菓子屋「若喜.昭和館」は懐かしいものがいっぱい。電信柱や手押しポンプ、大金庫、柱時計、床屋さん、タバコ屋さんの看板など昭和の香り漂う空間です。


▲登録有形文化財の蔵は一見の価値あり。

 続いて「笹屋旅館」さん。先代が画商も兼ねた縁で竹久夢二が投宿したことでも有名です。蔵座敷もあり、外観の本化粧入母屋造りも見どころ。明治24年築の蔵座敷は現在美術館として有料公開しています。


▲竹久夢二、小川芋銭などの画家が宿泊した。

 喜多方にはこのような古いものを大事にする儒教の教えが浸透しているんですね。その良さが脚光を浴びているのがうれしいです。信用金庫や郵便局まで蔵造りしている街は見たことがありません。現代にも通用する美しさを保ちながら活躍してくれている蔵を心ゆくまで楽しみましょう。


▲Tの字が近代的な感じ。元病院かな。

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